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インジケーターを使用したガリレオFXの運用例

Daiki Kobayashi

Japanese Content Writer @ Galileo FX
Staff member
ここではMT4のインジケーターとガリレオFXを組み合わせた運用方法例を紹介します。
ガリレオFXの運用の参考になさってください。

※ここに掲載されている情報は結果を保証するものではありません。
 取引はご自身の判断でなされますようお願いいたします。
 
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3本の移動平均線を使った取引戦略


インジケーターの準備

まず準備としてインジケーターの移動平均線をチャートに3つ表示します。
各設定値は期間をそれぞれ20,50,100に設定し、期間以外の値は変更なし。
線の色などは自由に設定してください。
※下図参照

以降、それぞれの移動平均線を20MA、50MA、100MAと呼びます。

AD_4nXePFmN_fw4ulQwaBJBdKu0rFX8qK1Sbn5fGcJWF3_EkrUkqH25MxtFaMtTTtQqLUdFrDTK9EtsUO1342YufjRLi4XMFY_ju5QN8GWx3fHjEcdcMcHG5baV4643_VMQ0xFHR4huHYRE6x2XQ-y61vAVity-s

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パーフェクトオーダーを待つ

設定を終えたら移動平均線がパーフェクトオーダーの状態になるまで待ちます。

パーフェクトオーダーとは、チャートが上昇している際に、移動平均線が上から順に20MA、50MA、100MAの順で上向きに表示されている状態を指します。
逆に、チャートが下降している際には、移動平均線が100MA、50MA、20MAの順で下向きに表示されている状態を指します。
20MA、50MA、100MAの傾きや並び順が崩れた場合、それはパーフェクトオーダーの終了を意味します。
※下図参照


上昇パーフェクトオーダー
2024-07-22_20h02_12.png


下降パーフェクトオーダー
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パーフェクトオーダーを待つ理由は、相場がこれから強い上昇(または下降)を示すサインとなるからです。
例えば、上昇パーフェクトオーダー中に買いエントリーのみを狙うことで、勝率を上げることができます。


ガリレオFXを稼働させるタイミング

1. 上昇パーフェクトオーダーが発生した際に、買いエントリーのみの取引設定で稼働を開始。
または、
下降パーフェクトオーダーが発生した際に、売りエントリーのみの取引設定で稼働を開始。

2. パーフェクトオーダーが終了したら、自動売買を停止。

3. 次のパーフェクトオーダーが発生するまで待機。

このようにパーフェクトオーダーを利用して、自動売買システムの稼働タイミングを調整することで、勝率を上げることができます。


下図は、AUDUSD、NZDUSD、USDSEK、XAUUSDのパーフェクトオーダー時にガリレオFXを稼働させた結果です。

AD_4nXf5mzi78QWk95cXKL_P9yemdHGW8e31JIMW9pdaNk8NgiG97btq_-XrGliBSGojLW412XYFHbzD4UyVtaoVnikpdSCAQu_UdoibG4CkNj2UrlaJPaInXz-z1nzzDUbEtWTh-zNmN9jyNGCCPz1SQFN2ToE


1時間程の稼働でプラス$63.86でした。
ロットはすべて0.1の設定で、取引ペアによりボラティリティが異なるためTP,SLは調整しています。


パーフェクトオーダーはプロのトレーダーも使用している信頼度の高い手法です。
パーフェクトオーダーの開始、終了の監視が必要なため、完全に自動で取引を行いたい方には不向きですが、有利な取引が可能になりますので、是非利用してみてください。
 
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ダイバージェンスを使った取引戦略

ダイバージェンスとは、逆行現象を意味します。
チャートが上昇している時にオシレーター系のインジケーター(ストキャスティクス、RSIなど)が下向きの場合、上昇トレンド終了となり、下降への転換サインとして使われます。
逆にチャートが下降している時にインジケーターが上向きの場合、下降トレンド終了となり、上昇への転換サインとして使われます。

今回はこのダイバージェンスを使ったガリレオFXの運用方法についてお話しします。



メタトレーダーの準備

まずはインジケーターをチャートに適用します。
今回はストキャスティクスと移動平均線を使用します。


・ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)
ストキャスティクスの設定値はすべてデフォルト値のままです。

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・移動平均線 (Moving Average)
期間を20に設定し、他の設定値はすべてデフォルト値のままです。
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ガリレオFXを使った運用方法

・ダイバージェンスが発生するまで待機

トレンド転換サインであるダイバージェンスが発生するまで待ちます。

ダイバージェンスの条件:
チャートが上昇している時にストキャスティクスが下降している場合は下降への転換サイン。
チャートが下降している時にストキャスティクスが上昇している場合は上昇への転換サイン。


※上昇トレンドから下降への転換サインのダイバージェンス例
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※下降トレンドから上昇への転換サインのダイバージェンス例
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・移動平均線の傾きを確認してガリレオFXを起動

ダイバージェンスが発生後に移動平均線も反転したことを確認して、ガリレオFXを起動します。
この時ガリレオFXの設定は移動平均線の傾きが上になったなら買い、下になったなら売りのみエントリーするようにしてください。
移動平均線が逆方向に傾いたらガリレオFXを停止します。


※下図は移動平均線が下方向となり、ガリレオFXを売りのみのエントリー設定で起動した例
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下降サインのダイバージェンス発生
   ↓
移動平均線が下向きになる
   ↓
ガリレオFXを売りのみエントリー設定で起動
   ↓
移動平均線が上向きになったらガリレオFXを停止

以上を1サイクルとして取引を行います。



更に勝率を上げるために

上記の方法でガリレオFXの勝率を上げることは可能ですが、更に勝率を上げたい場合、上位足のトレンド方向をチェックする方法があります。

例えば4時間足が下降トレンドである時に、15分足で下降転換サインのダイバージェンスが発生すると、15分足は下降する可能性がさらに高くなります。
この状態でガリレオFXを売りのみエントリー設定にして起動させることで、更に勝率を上げることが可能です。
これはマルチタイムフレーム分析を利用したトレード方法で、複数の時間足でトレンド方向を把握することで、トレードを有利に進めるために行うものです。

※下図参照
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ダイバージェンスはトレンド転換のサインとしてとても優秀な手法です。
前述したパーフェクトオーダーとの相性も良いため、組み合わせて使う方法もあります。
デモ口座でいろいろ試してみてください。
 
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